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01 / INTRO
『インプラントにするか』ではなく、『自分に合う方法は何か』から
食事のたびに片側だけで噛む、抜けたところが気になる、入れ歯の違和感がある。歯を失ったあとの困りごとは、毎日の小さな場面に現れます。
最初から一つの治療方法に決めず、今のお口と全身の状態、これからの過ごし方を確認しながら選択肢を整理します。
02
02 / CONCERNS
このようなお悩みをご相談いただけます
抜けた部分をどうすればよいか分からない
入れ歯、ブリッジ、インプラントの違いから知りたい。
入れ歯が合わない
噛みにくさ、外れやすさ、違和感を相談したい。
隣の歯をできるだけ削りたくない
周囲の歯への影響を比べて考えたい。
手術や治療期間が不安
工程、主なリスク、治癒期間を先に確認したい。
骨が少ないと言われた
追加処置を含む可能性と、別の選択肢を知りたい。
費用と治療後の手入れを知りたい
総額の考え方と、治療後に必要な管理を確認したい。
03
03 / CHOICES
歯を補う方法は、インプラントだけではありません
失った場所や本数、残っている歯、ご希望によって選べる方法は異なります。
入れ歯
失った歯を取り外し式の装置で補う方法です。慣れるまで違和感が出る場合があります。
ブリッジ
周囲の歯を支えにして固定する方法です。支えとなる歯を削る必要があります。
インプラント
顎の骨に人工歯根を埋入する外科処置を伴う方法です。治癒期間と継続した管理が必要です。

噛み合わせを、模型でイメージ。
見た目だけでなく、噛むことやお手入れも大切に。歯を補う方法を比較して考えます。
関連するご案内へ →
歯を補う方法のひとつ、入れ歯。
模型の写真を入口に、入れ歯・ブリッジ・インプラントの違いを見てみましょう。
関連するご案内へ →04
04 / COMPARE
3つの治療方法を比べる
順位を付けず、仕組みと負担の違いを確認します。
一般的な特徴です。実際の適応、保険の扱い、期間、費用は個別に確認します。| 比較項目 | 入れ歯 | ブリッジ | インプラント |
|---|
| 支え方 | 歯ぐきや残っている歯で支える | 周囲の歯を支えに固定する | 顎の骨へ人工歯根を埋入して支える |
|---|
| 取り外し | 必要 | 不要 | 不要 |
|---|
| 周囲の歯を削る可能性 | 比較的少ない場合がある | 原則として支えの歯を削る | 周囲の歯を削らずに済む場合がある |
|---|
| 外科処置 | 原則として伴わない | 原則として伴わない | 伴う |
|---|
| 治療期間 | 状態により異なる | 状態により異なる | 治癒期間を含め長くなる場合がある |
|---|
| 保険 | 保険・自由診療の選択肢がある | 条件により保険・自由診療 | 一般的には自由診療 |
|---|
| 日常のお手入れ | 取り外して清掃 | 歯間部の専用清掃が必要 | 毎日の清掃と定期管理が必要 |
|---|
| 主な注意点 | 違和感、外れやすさ、支えの歯 | 支えの歯を削ることと負担 | 手術、感染、骨、全身状態、費用 |
|---|
05
05 / BASICS
インプラントとは
失った歯の部分に、顎の骨で支える新しい土台をつくる治療です。
顎の骨に人工歯根となるインプラント体を埋入し、連結部分を介して人工歯を装着します。すべての方へ同じように行える治療ではありません。
顎の骨、歯ぐき、残っている歯、噛み合わせ、全身疾患、服用中のお薬、喫煙習慣などを確認して、治療を検討できるか判断します。
人工歯
お口の中で見える上部の部分です。
連結部分
人工歯と人工歯根をつなぐ部分です。実際の構成は治療計画により異なります。
人工歯根
顎の骨へ埋入する部分です。
06
06 / FEATURES
インプラントで考えられる特徴
お口の状態と治療設計によって異なります。
周囲の歯を削らずに済む場合がある
ブリッジのように両隣を支えとして大きく削らずに治療できる場合があります。
取り外しの必要がない
お口の中に固定するため、日常的に取り外して使うものではありません。
噛む機能の回復を目指す
顎の骨で支える構造により、食事のしやすさの回復を目指します。結果には個人差があります。
周囲との調和を考えられる
人工歯の色と形を周囲の歯へ合わせることを目指します。
『天然歯と同じ』『必ず噛める』とはご案内しません。
07
07 / RISKS
治療前に知っておきたいこと
インプラントは外科手術を伴う自由診療です。主なリスクと治療後の管理まで含めて検討します。
成功率、寿命年数、痛みの少なさを一律に示しません。
08
インプラントを支えるためには、埋入する部分の骨の量と形を確認します。骨が不足している場合は、骨を補う追加処置を検討することがあります。
追加処置により手術回数、期間、費用、主なリスクが増える場合があります。すべての方に行えるわけではありません。
追加処置が不要な場合もある
画像等で状態を確認し、必要性を判断します。
行う時期が異なる場合がある
インプラントと同時か、先に行うかは治療計画により異なります。
09
09 / POLICY
治療方法を決める前に、違いをきちんと伝える
インプラントが合う方もいれば、入れ歯やブリッジの方が生活やお口の状態に合う方もいます。一つの方法を前提にせず、違いを確認します。
お口全体を確認
残っている歯、歯ぐき、噛み合わせ、清掃状態を確認します。
全身状態とお薬を確認
持病、治療歴、服用中のお薬、喫煙習慣を伺います。
期間・費用・リスクを先に確認
工程、費用の内訳、追加処置の可能性、主なリスクを整理します。
治療後まで考える
日々の清掃と定期的な確認まで含めて計画します。
10
10 / FLOW
相談から治療後までの流れ
一般的な流れです。
- 01
ご相談
歯を失った経緯、困っていること、希望と不安を伺います。
- 02
お口と全身状態の確認
歯、歯ぐき、噛み合わせ、骨、持病、服薬を確認します。
- 03
検査・診断
必要な画像検査等を行い、複数の治療方法を検討します。
- 04
治療計画・見積りの説明
方法、手術、期間、費用、追加処置、主なリスクを説明します。
- 05
必要な事前治療
むし歯、歯周病、抜歯、清掃、骨の処置等が必要な場合は先に行います。
- 06
インプラント埋入手術
計画した位置へインプラント体を埋入します。局所麻酔を用いるのが一般的です。実際に用いる麻酔の方法や、手術時の痛みへの配慮は、治療計画に合わせてご説明します。
- 07
治癒を待つ期間
骨の状態と治療方法に合わせて経過を確認します。
- 08
人工歯の作製・装着
噛み合わせと見た目を確認し、上部の人工歯を装着します。
- 09
メンテナンス
清掃、歯ぐき、噛み合わせ、人工歯と部品を確認します。
11
11 / MAINTENANCE
人工の歯でも、周りの歯ぐきは生きています
インプラント自体はむし歯になりませんが、周囲の歯ぐきに炎症が起こることがあります。毎日の歯みがきや歯間清掃と、歯科医院での確認が必要です。
確認する頻度は一律に決めず、お口の状態と医院の運用に合わせます。
ご自宅での清掃
歯みがき、歯間ブラシ、フロス等の使い方を確認します。
歯科医院でのケア
清掃状態と歯ぐきの状態を確認します。
噛み合わせ・部品の確認
人工歯、連結部分、緩み、破損等を確認します。
12
12 / CASES & PRICE
費用も、治療計画と一緒に
必要な本数や追加の処置によって、費用は異なります。検査後に治療の内容、期間、費用をご説明します。
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歯を補う仕組みの違い
歯を失うと、噛むことだけでなく、発音や口元の見え方に影響する場合があります。食事や会話で困っていることも、方法を考えるときにお聞かせください。
インプラントは外科処置を伴う自由診療です。骨の状態によって追加の処置が必要な場合があり、治療期間も変わります。ブリッジは支えとなる歯を削ることがあり、歯が残っている位置によって適応が異なります。
取り外せる入れ歯も含め、残っている歯への影響、お手入れ、費用、期間を比較して選びます。
治療中の見た目や食事が気になる方は、治癒を待つ間にも歯を補う必要があるか、どのような方法が可能かを、治療計画の段階でご相談ください。
インプラント|あごの骨に人工歯根を埋め込み、その上に人工の歯を取り付けます。
ブリッジ|両隣などの歯を支えにして、失った歯の部分を補います。
部分入れ歯|取り外して清掃する方法です。図は金属の留め具を使う一例で、材料や設計には種類があります。14
Q01インプラントと入れ歯・ブリッジのどれがよいですか?
A失った場所と本数、残っている歯、顎の骨、全身状態、ご希望により異なります。違いを比べて考えます。
Q02手術中や手術後に痛みはありますか?
A手術時は局所麻酔を用いるのが一般的で、実際の方法は治療計画に合わせてご説明します。手術後に痛み、腫れ、出血等が生じる場合があり、感じ方には個人差があります。痛みへの不安や、麻酔で具合が悪くなった経験は、治療前にお話しください。
Q03治療期間はどのくらいですか?
A骨の状態、本数、追加処置、治癒の経過により異なります。検査後に工程と目安をご説明します。
Q04骨が少なくても治療できますか?
A骨を補う処置を検討できる場合がありますが、すべての方に行えるわけではありません。
Q05持病や服用中の薬があっても治療できますか?
A病状や薬により、主治医との連携、延期、別の方法をご案内する場合があります。自己判断で薬を中止せずお知らせください。
Q06インプラントはどのくらいもちますか?
A維持できる期間は清掃、噛み合わせ、全身状態、生活習慣等により異なり、年数を一律に保証できません。
Q07喫煙していても治療できますか?
A喫煙は治癒や治療経過へ影響する可能性があります。喫煙状況を確認し、対応を相談します。
Q08健康保険は使えますか?
Q09治療後も通院が必要ですか?
A清掃、歯ぐき、噛み合わせ、人工歯と部品を確認するため、治療後も定期的な管理が必要です。
Q10手術後の食事は、どうすればよいですか?
A手術した場所を守るため、食べ物の硬さや噛む場所に注意が必要です。手術の内容と治り方に合わせて食事の注意点をご説明しますので、普段の食事に戻す時期も担当医に確認してください。